大きなものから小さなものまで入れるのであれば、基本的に割と大型の金庫を購入にすると思います。
反対に通帳や印鑑、あとは現金そのものというのであれば、手提げ金庫がコンパクトで便利ですね。個人で使用するのもいいですし、規模の小さいお店ならレジ締め時に手提げ金庫へレジからお金を移していたりもするでしょう。
この手提げ金庫、金庫ですからもちろん鍵をかけることもできるのですが、手提げ金庫をしまう場所も鍵付きの方がより防犯性が高くなりますし、安心できます。手提げ金庫は大型の金庫に比べて持ち運びがしやすく利便性も高いですが、それは裏を返すと「持ち去りやすい」ということに繋がるためです。鍵もそれほど堅牢なものではありませんし、その場で開けることができなくても持ち去りやすいので他の場所でのんびりと解錠作業ができてしまうんですね。これでは、いくら鍵付きの手提げ金庫だろうと意味がありません。手提げ金庫はあくまでサブとして考えて、それをしまうための鍵付き棚、できれば大型金庫があるのが理想です。そして、手提げ金庫と一緒にその鍵も入れておけば、より安心ですし鍵を紛失する心配もありませんね。
コンパクトで持ち運びのしやすい手提げ金庫、その利便性と相反するように、防犯性そのものは高くありません。手提げとはいえ金庫だからと安心せずに、それをしまう場所もしっかりと考えるようにしましょう。